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今年度概要

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令和6年度 会長所信

令和6年度 春日井商工会議所青年部 会長

令和6年度 春日井商工会議所青年部

会長 伊藤 大介

Be アップデート!~コアを探求せよ~

この度令和6年度春日井商工会議所青年部の会長職をお預かりします、株式会社イトウ(イトウふとん店)の伊藤大介です。
青年部に入会して15年、多くの人との出会いや交流により、そして多くの事業の経験を通して自分自身を常にアップデートしてきたと体感しています。

「会社の器は経営者の器以上にならない」その言葉を信じて、まずは自分自身1人の人間としてアッ プデートしていきたいとマインドセットするところからが第一歩と考えます。自分の主観で選択した 事のみの世界では自分の器は想定内にしか収まりませんが、青年部活動では自分が予測していない不 確実な条件・要素を孕んでいるからこそ、自分では気付けなかった角度からの視点で物事を客観視で きると思います。

青年部への入会の数年前家業の寝具業界に入り、自社の背景(寝具製造)、業界での自社のポジ ションや業界の特性を分析し、前職である輸入業の経験を活かし、ヨーロッパに渡って輸入や自社商 品を製造委託することで、同業他社ではあまりないスタンスを構築し厳しい小売業の中でなんとか存 続することが出来ております。
このような動きになったのも振り返ると、自分1人で思いつき判断したわけではありません。青年部での出来事が直接的に影響しています。

具体的には懇親会で先輩に地域密着の専門店として、今後の方針などを相談した時に「自社だけしか できない強みを持つこと」を教わりました。続く有志事業にて自社事業報告会の際にまだやるかやら ないか曖昧な時に「海外商品での差別化」を宣言して実行に移した事を覚えています。 それらを考え実践する中で、自分自身のコア(=睡眠によってお客様を健康にする事、幸せにする 事)に気づくことができました。

春日井YEGは今年度設立から45周年という大きな節目を迎えます。
次の50周年さらにその先に向けてより強い組織、より会員の能力や経験が向上でき、 地域にとって価値のある団体にアップデートするべく各委員会活動や事業において、以下のコアな部分を追求していきます。

各事業の目標

コア事業

新たに刷新される(予定の)コア春日井スローガン・中長期ビジョンに則った全体事業を担当してもらいます。 今まで春日井YEGが行ってきたコア事業をベースに45周年記念事業として対外的な事業を開催していきます。

カリキュラム制度

新たに入会する会員向けの「カリキュラム制度」に着手する初年度と考えます。
YEG活動を初期の段階からより目的意識を明確に伝え今後の活動に精力的になれるようにと考えています。

キャリア教育

例年行っているキッズランドや職業講話会においても、それぞれを「キャリア教育」という共通した概念で地元春日井の若手経営者目線ならではの経験を来場者や関わる未来の子どもに向けて行っていきます。

渉外広報

春日井YEGとしての対外的な渉外活動の取りまとめはもとより、春日井YEGの活動や目的を市民やこれから入会を考えている方に 周知する事を目的に、今一度情報発信を高める年度にしていきます。

研修

自企業の更なる発展や会員個人の成長、春日井YEGとしてアップデートできるよう、会員のニーズはもとより これからの時代を見据えた精度の高い研修事業を実施していきます。

会員拡大

多くの会員と関わる事で気付きや研鑽を求めるためには、多くの会員数が必要と考えます。
来たる2年後の多数の卒業生輩出を想定し、会員拡大に特化した委員会を設置します。

総務

総会を中心に春日井YEGがより円滑に活動できるよう、包括的な機能を向上できるよう細部に目を配った運営をしていきます。 総務委員会には周年の式典設営の実施も担当してもらいます。

数年前と比べ会員も増え組織としての規模が大きくなりつつある春日井YEGには経営者としてアップデート できる環境が用意されています。そこで何を選んでどう行動するかは自分自身の関わり方次第で 大きく異なります。関わるほどに「時間」というコストはかかりますが、代わりに「経験」でしか 得られない対価を受け取ることができます。青年部活動でのプロセスや仕組みを本業に活かし、 自身の成長、自社の発展に繋げる事、自社の発展が地元地域春日井市の発展になる事こそが我々のミッションだと信じています。

みなさま1年間よろしくお願いいたします。

年間スケジュール